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一方、サントアンヌ号、プラチナたちは、三人であるものを見つめていた
「んだ?招待状って……」
「さぁ?」
そう、先ほどきた、船のページボーイから渡されたもの、プラチナ宛てだという
「今夜のパーティーって、意味がわかりません、今夜といえば、クチバに到着している時間です」
「ん~、それを、わかって送ってるっぽいよね~」
ダイヤが、手紙を指差し
「だって、待ち合わせ場所、クチバだよ?」
ダイヤの指差した先には、確かに、クチバと書いてあった
「てか、そんなことしてる暇ないだろ、俺たちは、まだ、会ったことねぇ、先輩達に、写真頼りに探さなきゃいけないんだぜ?気がとおくなるよ」
やれやれとパールは、ナナカマド博士から受け取った10枚の写真をもち、大げさに肩をすくめる
「確かに、そうですね、先輩達にあわなくては、ならない使命です、遂行しましょう、パーティーは、二の次です」
「でも、びっくりなことに、僕らのチケットもあるんだねぇ~」
ダイヤが、チケットが三枚入っていて
一枚一枚に、名前が入っていることに気付き、指摘する
「まぁ、本当ですね、では、相手は、私達のことを知っているのでしょうか?」
「ま、じゃなきゃ、招待状送れないもんな、さすが、名家のお嬢さんだぜ」
「いえ、そのような大層なことでは………でも、不思議ですね……」
また、三人は、黙って、手紙を見つめ直した
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