†第三被害者―行動開始―†

6/17

310人が本棚に入れています
本棚に追加
/328ページ
一方、サントアンヌ号、プラチナたちは、三人であるものを見つめていた 「んだ?招待状って……」 「さぁ?」 そう、先ほどきた、船のページボーイから渡されたもの、プラチナ宛てだという 「今夜のパーティーって、意味がわかりません、今夜といえば、クチバに到着している時間です」 「ん~、それを、わかって送ってるっぽいよね~」 ダイヤが、手紙を指差し 「だって、待ち合わせ場所、クチバだよ?」 ダイヤの指差した先には、確かに、クチバと書いてあった 「てか、そんなことしてる暇ないだろ、俺たちは、まだ、会ったことねぇ、先輩達に、写真頼りに探さなきゃいけないんだぜ?気がとおくなるよ」 やれやれとパールは、ナナカマド博士から受け取った10枚の写真をもち、大げさに肩をすくめる 「確かに、そうですね、先輩達にあわなくては、ならない使命です、遂行しましょう、パーティーは、二の次です」 「でも、びっくりなことに、僕らのチケットもあるんだねぇ~」 ダイヤが、チケットが三枚入っていて 一枚一枚に、名前が入っていることに気付き、指摘する 「まぁ、本当ですね、では、相手は、私達のことを知っているのでしょうか?」 「ま、じゃなきゃ、招待状送れないもんな、さすが、名家のお嬢さんだぜ」 「いえ、そのような大層なことでは………でも、不思議ですね……」 また、三人は、黙って、手紙を見つめ直した
/328ページ

最初のコメントを投稿しよう!

310人が本棚に入れています
本棚に追加