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―タマムシシティジム
「く………ぅ……」
ジム内には、着物の女性が倒れており、すでに、虫の息だった
彼女は、タマムシシティジムリーダー、エリカ
「バタフリー、このことを、そとへ……」
苦し紛れでボールからだしたバタフリーを飛ばす
「頼んだわ………」
そのまま、エリカは気を失ってしまう
そこへ、町の近くまで来ていた、イエローとレッドがジムの爆発音を聞き駆け付けていた、二人は、エリカを病院へと連れていった
「エリカさん、大丈夫でしょうか?」
走りながら、エリカのことを心配する
「エリカならきっと大丈夫だ」
レッドも心配しながらも、戸惑いなくそう言った
「すいません、急患です!!」
そのへんの病院へと駆け込む
「どうしたんですか?こんな夜中に?」
すでに帰り支度を整えた、看護師数名と医師が駆け付ける
それも、そのはず、時計のさす時間は、夜の10時をすでに回っていた
「すいません、急患で……」
「まぁ、エリカお嬢様!!」
看護師の一人が叫ぶ
タマムシの人なら、知らない人は、いないであろう顔が目の前にあるのだから、びっくりせざるをえない
「大変、毒ポケモンにでもやられたのかしら、でも、彼女、毒には、免疫あったみたいね、大事には、至らなかったわ………」
医師は、落ち着いて、エリカの病状をみ、そして、もう一度白衣をてにとり
宿直の看護師から鍵を受け取り、二人と一人を部屋へと案内した
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