†第三被害者―行動開始―†

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―タマムシシティジム 「く………ぅ……」 ジム内には、着物の女性が倒れており、すでに、虫の息だった 彼女は、タマムシシティジムリーダー、エリカ 「バタフリー、このことを、そとへ……」 苦し紛れでボールからだしたバタフリーを飛ばす 「頼んだわ………」 そのまま、エリカは気を失ってしまう そこへ、町の近くまで来ていた、イエローとレッドがジムの爆発音を聞き駆け付けていた、二人は、エリカを病院へと連れていった 「エリカさん、大丈夫でしょうか?」 走りながら、エリカのことを心配する 「エリカならきっと大丈夫だ」 レッドも心配しながらも、戸惑いなくそう言った 「すいません、急患です!!」 そのへんの病院へと駆け込む 「どうしたんですか?こんな夜中に?」 すでに帰り支度を整えた、看護師数名と医師が駆け付ける それも、そのはず、時計のさす時間は、夜の10時をすでに回っていた 「すいません、急患で……」 「まぁ、エリカお嬢様!!」 看護師の一人が叫ぶ タマムシの人なら、知らない人は、いないであろう顔が目の前にあるのだから、びっくりせざるをえない 「大変、毒ポケモンにでもやられたのかしら、でも、彼女、毒には、免疫あったみたいね、大事には、至らなかったわ………」 医師は、落ち着いて、エリカの病状をみ、そして、もう一度白衣をてにとり 宿直の看護師から鍵を受け取り、二人と一人を部屋へと案内した
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