†第四被害者―記憶喪失―†

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しばらくして、妙な格好のまま、二人は、ヤマブキ総合病院に行き、エリカを見舞ったあと、ゴールドの病室へと急いだ 「ゴールドさん!!」 叫んだのは、イエロー 横にいたクリスは、イエローがきたことより、二人の服装が気になった 「あの?その格好は?」 「い、いまは、気にしないでください!それより、ゴールドさんは?」 「はい、もう、四日目になるのに、全然目が覚めなくて、お医者さまも、かなりヤバイっておっしゃってました」 瞳に涙を溜めながら、クリスは、言う 「そうですか……」 「心配だな」 三人は、ゴールドを見つめ、ため息をもらす そこへ入ってきたのは、ミュウ、あれから、ずっとここにいるらしい 「ありゃありゃ、クリスっち、お友達?」 「うん、同じ図鑑所有者だよ」 「そっか、僕は、“ミュウ”よろしくね!!」 「ん、よろしく」 「よろしくお願いします」 二人は、すでにシェイミに会っているため、なにも驚かず、ただ、握手を交わしただけだった 「驚かないんですか?二人とも」 クリスが問う 「うん、オレらシェイミに会ってるからさ」 「だいたい予想が付きます」 「さすがだね!」 ミュウが言う、ミュウは、いつものように、ゴールドの近くへ行き じーとゴールドを見つめていた
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