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長く待っていた、ゴールドの目覚めに私は、浮かれた
だが、一言目にしゃべったゴールドの一言は
「なぁ、なんで俺は、病院にいるんだ?」
だった
「なんで?覚えてないの?あなた、戦ったんじゃないの?」
「は?誰とだよ?いみわかんねぇこと言うなよ」
「だって、リニアで……」
「リニア………?俺は、乗ったことねぇぞ?」
不可思議な、ゴールドの問に、クリスは、絶句する
どうやら、この少年は、自分が襲われた記憶を喪失しているのだ
いわば記憶喪失
のちに、医者に問うたところ
一部分的な記憶喪失らしい
「そんな、犯人を見てるのは、ゴールドだけなのに」
「犯人?そもそも、なんでカントーにいるんだかなぁ~」
頭をポリポリとかきながら窓の外を見つめるゴールドを、クリスは、ただ、見つめていることしかできなかった
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