†第四被害者―記憶喪失―†

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―ミナモシティ 「ついたついた」 ルビーは、トロピウスの背から降り、背伸びをする サファイアは、トロロ、ありがとうと言いながら、トロピウスをしまう さて、二人が見たものは、半壊になった民宿と、二人の少年少女である 「こんにちは、お待ちしてましたよ、二人共」 「おー、マジで来たアル!!」 サファイアとルビーに話しかけたのは、あのレックウザとセレビィである しかし、そんなことをしらない二人は、二人を警戒し、腰のモンスターボールに手をかける 「あらあら、そんなに、警戒をしないでくださいな、私達は、あなた方の戦うべき相手では、ありません」 「ようなれば味方アル」 その言葉に、少しは落ち着いたのか、戦闘体勢をとき、二人の話にルビーが問う 「じゃあ、何者だ?」 「私が、“セレビィ”」 「僕が、“レックウザ”アル」 「ふざけないでちゃんと、答えるったい」 今度は、サファイアが、二人にいきり立つ 「あら、私達は、ふざけてなんかありませんよ、ポケモンの魂が入った人間です、言うなれば擬人化……とでも呼びましょうか」 たんたんと、説明するセレビィに疑いの眼差しをぶつけながらこう言う 「目的は?」 ルビーが問う 「目的は、事件解決。僕らにとっても、奴らは、邪魔アル、仲間をつれて何処かへ行ってしまったアルよ」 「レックウザ、そこは、秘密だったでしょう!」 「そうだったけ?ついうっかり」 「全く」 その二人のやり取りをみ、ルビーとサファイアは、次第に警戒心をとき、二人の話を聞くことにした
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