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―ヤマブキシティ、元シルフカンパニー前
二組の少年と少女が出会った
一組は、二人
もう一組は、三人
「あなた方は、もしかして、イエローさんと、レッドさんでは、ありませんか?」
「え、君たちは?」
「私達は、シンオウの図鑑所有者、プラチナ」
「オイラは、ダイヤモンド、ダイヤですー!!」
「俺は、パールです、よろしくお願いします」
三人は、自分の図鑑を取出しながら、二人に説明する
レッドとイエローは、こえを潜めて
(確かに、その通りだけど、今は、イエローがマーガレット、俺が、オスカーだと思ってて)
(オスカーって、ベルサイユですよ……)
イエローは、何度も、同じことに注意する
(まぁまぁ、いいからいいから!)
イエローは、あまりのレッドのお気楽さに反論も出来ずに、ため息をついていた
一方、プラチナの方はというと
「まぁ、素敵、では、オスカーさん、一つ聞いてもいいでしょうか?」
「はい?」
「この町は、ロボット研究でもなさってるんですか?」
プラチナの指差す先には、シルフカンパニー(今は違うが)より数倍も大きな、ロボットが、ズーンと音を立てて近付いてくる
「いや、そんな覚えは、ないなぁ~」
ロボットを見ながら、様子を伺う
刹那の出来事であった
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