†第四被害者―記憶喪失―†

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「きゃあっ!!」 「わっ、わわわわ」 イエローとプラチナの体が宙に浮く 「一体なんなんですか!!」 わけがわからず、叫び出すプラチナ 状況が全くわからず右往左往するイエロー あまりに唐突すぎて動きに動けない、レッド、ダイヤ、パール 最初に口を開いたのは、レッド、責任感と根性のみで、今の彼を突き動かした 「イエローとプラチナを離せ!!二人をどうする気だ!!」 続いて、レッドの叫びにはっとしたダイヤが言う 「お嬢様は、オイラ達が守るんだ!!」 「あぁ、その通りだ、ダイヤ」 「オジョーサマ、マモリマスーマモリマスー」 ダイヤの言葉に、パールとついでにペラひこも賛同し、三人は、ロボットに立ちはだかる 「レッドさん!ダイヤさん、パールさん!!危ないです!」 「ダイヤ、パール、一旦下がってください、イエローさんと、ある作戦を立てました!」 作戦?と三人がボール片手に唖然としていると、ロボットから声が聞こえてくる 「オーホホホ、このヤヨイ様に不可能は、無しよー!!」 ロボットの頭部から現れたのは、昨夜、プラチナ達を襲撃した少女だった 「あんた達なんか、敵じゃない、ロボットに踏み潰されちゃえ!」 頭部の少女が三人に話しかける間 付き添いのメイドは、イエローの目の前に現れる メイド特有の長めのスカートを風になびかせ、ロボットのアームに乗る
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