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一方、エメラルドは、コガネの地下道をひたすら歩いていた
人影は、有らず
どうしようもなく
さ迷う
ただ、あと少しで出口というところで
人影を見つけた
「人影?珍しいな、今までは、誰もいなかったのに」
いたのは、金髪に、艶やかな着物を着、髪を短冊のようなもので止めている少女と
黒いパーカーを着、短パンをはいた、黒髪の少年が立っていた
「エメラルドさん、ですね?」
「え?あ、うん、そうだけど……」
少女が、エメラルドに訪ねる
「やはり、先日の戦いでは、私を助けていただきありがとうございました」
少女は、一礼すると
今度は、少年が
「うちらはな、あんさんを助けにきててんで!んで、うちの名前が“ミュウツー”や!」
「名乗るのが早いですよ、ミュウツー……私は、“ジラーチ”です」
エメラルドが事態を把握出来たのは約三十秒後であった
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