†第五被害者―人形の舞―†

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一方、カントージョウトポケモン協会では、 総勢14人のジムリーダーと理事、幹部が集まっていた 彼らが話しているのは、他でもなく、ジムリーダーエリカ、グリーンがやられたこと、その他の事件について話すためだ 「ヨシノでの事件については、知らない者は、いないだろう、ヨシノでの事件は、“ガーネット”となのる、赤髪に赤い瞳の少年と執事による、犯行だとわかった、後の、ゴールドくんの事件は、同一犯か、その仲間の仕業だと思われる」 理事は、事件について話し始める 「不可解なのは、エリカの手持ちだけが残っていたということだ」 口を開いたのは、ニビジムジムリーダータケシ、正義のジムリーダーと呼ばれる中の一人だ 「あたしもこの子の気持ちがわかれば……」 次に話し出したのは、カスミ、肩にはエリカのバタフリーが乗っている しかし、カスミの発言も、ナツメの発言により無となる 「その能力は、今現在、イエローという少女と、ワタルにしか使えない、ワタルは、行方不明、イエローが連れ去られた今、そのポケモンを読心するすべなどない」 カスミは、ナツメの言葉にムッとし、ナツメを睨み付ける その後口を開くのは、カツラ 「しかし、不思議だ、ゴールドくんは、倒されたにも関わらず、イエローちゃんは、連れ去られた……どうしてイエローちゃんは、倒されず連れていかれたのだろうか?」 理事と14人のジムリーダーは、カツラの考えに頭を抱えた
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