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く、この記憶は、先ほどの戦いか………
顔が思い出せない
何者だ
一体誰が…………
グリーンは、飛び起き
あたりを見回す
どうやら、病院に運ばれたらしい
少し頭痛があり、グリーンは、頭を押さえながら
事態把握をしようとするが出来ない
「奴らと戦ったことしか覚えてない………名前も顔も組織名まで忘れた……」
つぶやくグリーンに一つの声が割って入る
「おまけに、ポケモン達までいねぇんスよ……」
声の主は、ゴールド、ベッドに腕を吊されながら、起き上がり、グリーンに言う
「俺も、事件があったっつうことくらいは、思い出せたんス、けど、重要な手がかりがわかんねぇ!」
悔しそうに左手で、食事を置く台を力強く叩く
「俺の“家族”を“相棒”を誘拐したやつらは、ゆるさねぇ………絶対とっちめてやるぜ!」
「…………なぁ、ゴールド、いくつか質問をしていいか?」
ゴールドにグリーンが訪ねゴールドは、不思議そうに、グリーンの願いに承諾した
「いいっスけど………?」
「じゃあ、一つ目だ、何故オレらは、戦った相手を思い出せないのか、二つ目は、負けたやつの手持ちがいなくなるのか、三つ目は、どうして、プラチナとイエローは、連れ去られたか………だ」
「なるほど、そうッスねぇ~、一番は、俺もわかんないッスけど、敵にとって都合が悪いとか、で二番は、奴らの目的達成のための何かッスね、三番は、わかりかねないッス、イエロー先輩や、プラチナって奴の力が必要だったんスよ、きっと」
「確かに、それが一番しっくりくるな……」
グリーンも、ゴールドもそれ以降は、長い間話さなかった
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