†第五被害者―人形の舞―†

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く、この記憶は、先ほどの戦いか……… 顔が思い出せない 何者だ 一体誰が………… グリーンは、飛び起き あたりを見回す どうやら、病院に運ばれたらしい 少し頭痛があり、グリーンは、頭を押さえながら 事態把握をしようとするが出来ない 「奴らと戦ったことしか覚えてない………名前も顔も組織名まで忘れた……」 つぶやくグリーンに一つの声が割って入る 「おまけに、ポケモン達までいねぇんスよ……」 声の主は、ゴールド、ベッドに腕を吊されながら、起き上がり、グリーンに言う 「俺も、事件があったっつうことくらいは、思い出せたんス、けど、重要な手がかりがわかんねぇ!」 悔しそうに左手で、食事を置く台を力強く叩く 「俺の“家族”を“相棒”を誘拐したやつらは、ゆるさねぇ………絶対とっちめてやるぜ!」 「…………なぁ、ゴールド、いくつか質問をしていいか?」 ゴールドにグリーンが訪ねゴールドは、不思議そうに、グリーンの願いに承諾した 「いいっスけど………?」 「じゃあ、一つ目だ、何故オレらは、戦った相手を思い出せないのか、二つ目は、負けたやつの手持ちがいなくなるのか、三つ目は、どうして、プラチナとイエローは、連れ去られたか………だ」 「なるほど、そうッスねぇ~、一番は、俺もわかんないッスけど、敵にとって都合が悪いとか、で二番は、奴らの目的達成のための何かッスね、三番は、わかりかねないッス、イエロー先輩や、プラチナって奴の力が必要だったんスよ、きっと」 「確かに、それが一番しっくりくるな……」 グリーンも、ゴールドもそれ以降は、長い間話さなかった
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