†第五被害者―人形の舞―†

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しかし、間に合わない 斬撃がルビーとサファイアの元へ向かう が、二人にあたる前に、ルビーが攻撃を弾いていた 「全く、いきなり勝負だなんて、全然美しくないよ」 冗談じみたことをいいながらも、目は、本気 サファイアを後ろ手に守りながら放たれたポケモンは、グラエナのNANA 「いいかい、勝負を始めるには、前口上が必要なんだけど、今は、そんな余裕は、ないから、仕方ない省こう!!NANA、シャドーボール!!」 ルビーは、影に向かって攻撃を飛ばす 一方セレビィは、口元に手を置き、フッと息を吹く 「マジカルリーフ」 すらっとセレビィが言い放ち、NANAのシャドーボールとマジカルリーフが重なり、敵へと向かう 「キシシシシ、よかれだねぇ、陰気な攻撃しちゃってまぁー」 声の方から、モンスターボールが放たれ、ブラッキーが顔を出す 「ラキ、あくのはどう…」 「あくのはどう!?そんなわざ聞いたことな…」 「ルビー、危なか!!」 サファイアが叫び、咄嗟にボールを開き、ルビーの方へ飛ぶ斬撃 バシャーモのブレイズキックにより、粉砕された 「おやや、このわざ、初めてだったか、そら、失敬ー!」 「出てこい!影から攻撃なんか、美しくないよ!」 ルビーは、周りを見回しながら、言った
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