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しかし、間に合わない
斬撃がルビーとサファイアの元へ向かう
が、二人にあたる前に、ルビーが攻撃を弾いていた
「全く、いきなり勝負だなんて、全然美しくないよ」
冗談じみたことをいいながらも、目は、本気
サファイアを後ろ手に守りながら放たれたポケモンは、グラエナのNANA
「いいかい、勝負を始めるには、前口上が必要なんだけど、今は、そんな余裕は、ないから、仕方ない省こう!!NANA、シャドーボール!!」
ルビーは、影に向かって攻撃を飛ばす
一方セレビィは、口元に手を置き、フッと息を吹く
「マジカルリーフ」
すらっとセレビィが言い放ち、NANAのシャドーボールとマジカルリーフが重なり、敵へと向かう
「キシシシシ、よかれだねぇ、陰気な攻撃しちゃってまぁー」
声の方から、モンスターボールが放たれ、ブラッキーが顔を出す
「ラキ、あくのはどう…」
「あくのはどう!?そんなわざ聞いたことな…」
「ルビー、危なか!!」
サファイアが叫び、咄嗟にボールを開き、ルビーの方へ飛ぶ斬撃
バシャーモのブレイズキックにより、粉砕された
「おやや、このわざ、初めてだったか、そら、失敬ー!」
「出てこい!影から攻撃なんか、美しくないよ!」
ルビーは、周りを見回しながら、言った
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