†第五被害者―人形の舞―†

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その後、サファイアは、黙々とブラッキーと戦う 苦戦というのもあるだろうが、いろいろひっかかることがあった なぜ、ルビーは、あのような言葉を言ったのか 全くといっていいほど分からない 「サファイア、サファイア!!」 だから、呼ばれていることにも気づいていなかったらしい 「へっ………?」 「へっ?じゃないよ!サファイア、交代して、イエローさんと戦ってほしいんだ!」 「え、私が!?イエローさんと戦うと?」 「あぁ、頼む、サファイア」 「わかったったい!」 サファイアは、ルビーの頼みに応じ、ポジションをチェンジする その時だった 「………勘違いをしているなら、先に言っとくよ?サファイア」 「……え?」 背中合わせに戦いながら、ルビーが小声で話す 「イエローさんを守るのは、レッドさんから、頼まれたこと、何を落ち込んでるかは、僕には、分からないけど、とりあえずそういうことだ!!」 そう言い終えると、ルビーは、ブラッキーの方へ走り出しCOCOに指示をだしはじめていた 「……僕には、わからない?嘘つき………」 サファイアは、何かが吹っ切れたように、また、イエローと戦い始める ただ、慎重に、イエローを傷付けずに 「どうしたらよか?イエローさんば倒さないで、助ける方法は……」 「このちょこまか動くブラッキーなんとかしないと、サファイアの援護にもいえない……」 二人は、作戦を考えながら、戦っていた どのように戦うか……
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