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その後、サファイアは、黙々とブラッキーと戦う
苦戦というのもあるだろうが、いろいろひっかかることがあった
なぜ、ルビーは、あのような言葉を言ったのか
全くといっていいほど分からない
「サファイア、サファイア!!」
だから、呼ばれていることにも気づいていなかったらしい
「へっ………?」
「へっ?じゃないよ!サファイア、交代して、イエローさんと戦ってほしいんだ!」
「え、私が!?イエローさんと戦うと?」
「あぁ、頼む、サファイア」
「わかったったい!」
サファイアは、ルビーの頼みに応じ、ポジションをチェンジする
その時だった
「………勘違いをしているなら、先に言っとくよ?サファイア」
「……え?」
背中合わせに戦いながら、ルビーが小声で話す
「イエローさんを守るのは、レッドさんから、頼まれたこと、何を落ち込んでるかは、僕には、分からないけど、とりあえずそういうことだ!!」
そう言い終えると、ルビーは、ブラッキーの方へ走り出しCOCOに指示をだしはじめていた
「……僕には、わからない?嘘つき………」
サファイアは、何かが吹っ切れたように、また、イエローと戦い始める
ただ、慎重に、イエローを傷付けずに
「どうしたらよか?イエローさんば倒さないで、助ける方法は……」
「このちょこまか動くブラッキーなんとかしないと、サファイアの援護にもいえない……」
二人は、作戦を考えながら、戦っていた
どのように戦うか……
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