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ホーホーを見送った、二人は、ベットから、起き上がり
「さ、シルバー、もっかい、脱出よ!」
「あぁ………」
ブルーと、シルバーは、お互いを見て頷き、白い扉を開ける
「ま、しょうがないよね、本当は、窓からの方が早いけど、目立っちゃうから」
腰にモンスターボールを付けながら、ブルーが言う
「慎重にいかないと、昨日みたいに捕まっちゃうから…」
そう、ブルーとシルバーは、昨夜も、同じように、窓から、脱出を試みたが、看護師に見付かり、ひどく叱られたという
「今夜こそ、脱出しないと、手遅れになっちゃう」
「うん、ねぇさんも、レッド先輩の話を聞いてたとは、思わなかった……」
「本当やだよねぇ、盗聴の癖が付いてるみたい」
ブルーは、あははと笑う
しかし、目は泣いていた
「でも、この癖が、仲間のためになるなら、それでいいと思う……」
シルバーが、ブルーを元気づけるようにそう言う
「そうだね!」
ブルーは、目から涙を拭い目の色は、闘志へと変わった
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