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「ってことは俺と真由は同じコール回数で出たってことか…」
「そうだね。運良かったね」
「ああ」
一真、そして他のクラスメートがこのゲームに参加しているかもしれない。必ず見つけ出して一緒に現実世界に帰る。
「まあ他にも色々と話すことはあるけど、一旦休憩。ほら、街が見えたよ」
通夫さんが指差す方を見ると、1~2キロくらい先に街が見えた。
「あと15分くらいで着くだろう。体は大丈夫?」
さっきは通夫さんの話を真剣に聞き、色々考えて暑さを忘れていたが、今急に暑さを感じた。
めっちゃ暑い…。真夏に暖房入れてる感じ。
「ここの砂漠は暑いけど日光で火傷を負うことはないんだ」
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