始まり

4/9
前へ
/53ページ
次へ
ブルブルという振動を発しながら、俺の大好きな歌を奏でる俺の携帯。 俺はおそるおそる携帯を再び開いた。 着信だった。 着信『春川一真』 一真(かずま)か…。 一真とは俺の親友だ。なにかと頼りになる。 「もしもし!龍也?さっき変なメール来なかった?」 俺の名前は滝沢龍也だ。 「ああ、来たよ。10分後に電話かけます、とかいうやつだろ?」 「そう、それ!あれマジかな?マジだったら俺そのゲームやる!」
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加