始まり

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興奮しているようだ。電話を通して伝わってくる。 「ゲーム?ああ、なんかそんなの書いてあったな」 「あれマジかな?マジだったら俺めっちゃやりたい!お金にスリルだろ?最高じゃん!」 「嘘に決まってんだろ?ゲームで金が稼げるわけないじゃん」 「俺は信じるぞー!んじゃ龍也も電話来たら出ろよ!じゃっ!」 ブチッ…ツー…ツー… 「一方的に切られた…」 大きく何故かため息をはいた。 すると再び俺の携帯が鳴った。 今度は誰だよ!?まだ10分経ってないじゃん。 俺は携帯のディスプレイで発信者を確認した。 着信『室岡真由』
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