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きみのバラードは胸に響かない
まるで遠くにほのかに見える漁火のようだからです
きみの言葉は胸に届かない
きみは遠くいて きみの限られた安全の中からやさしい声を届けるからです
きみのリズムは遠くの霧の中から聞こえてくる汽笛のようです
きみのリズムは愛する者の血を持つ肉体というリズムセクションを
叩かないからです
きみは意思の力でドラムを叩く気ですか?
きみの愛する力を一点に集めて
愛するものの欲する乾いた深い心の穴を
満たそうとはしないのですか?
きみが触れる きみが叩く きみが感じる
温もり 体温 口からこぼれる言葉
すべてを物語る 瞳
きみのみせかけの愛は私のすべてを感じさせない
Taka,,
1990.11.13
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