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「それから、エックスはクローンのローズをこの研究所の惨殺事件の犯人だと告げた。
そして、オリジナルのローズが亡くなったことも」
Gはそこまで話すと、疲れたのか重いため息をはく。
「私はエックスに問うたのだよ。なぜ、そのクローンを助けたのかと。
彼は涙を流しながら私に訴えた。
ローズと同じ顔をした彼女に罪はない。助けてほしいと」
「だけど、本当の目的は、クローンローズを自分の駒につかうこと」
ガーネットの言葉に、Gはこくりと頷く。
「私は、その嘘にのってみた。
そしてクローンローズを連れ帰ったのだが…。
予想外の事態が起こったのだ」
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