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「なんてな」
ジェイがにっこり笑いながら小さく舌をペロッとだす。
「はい?」
「そんなお約束設定あるわけないじゃないガー君」
ジェイはバンバンとガーネットの肩口を叩く。
「あのさ。Gはけしてローズをないがしろにしたわけじゃない。信じたんだよ。彼女を」
「信じる?機械で記憶を操作することが?」
ガーネットの言葉に、ジェイは真顔になり彼を見つめる。
「ガーネット。
彼女が記憶のあるままでは、きっとエックスを欺くことはできなかっただろうよ。彼女が愛した男なんだから」
ジェイの説明に、ガーネットはそれでも納得できない様子だった。
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