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「さて、ガー君。選択の時だよ」
ジェイはそういうと指先で車のキーをくるくると回す。
「Gの任務。ローズ奪還作戦。
やる?やらない?」
ガーネットはGとジェイの顔を交互に見つめながらしばらく考える。
「俺は…
ローズ姫をえらぶ」
「ガーネット」
「ローズ姫は仲間でリーダーだしな」
ふんっと鼻息をならしてガーネットはジェイに力強く言った。
「ローズ姫奪還大作戦だな。のった」
そんなガーネットを見て、ジェイの頬がふっと緩む。
「さすが、ガー君。単純明快」
「…単純は余計だこら」
ガーネットはジロリとした眼差しでジェイを睨み付けた。
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