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時間が遅くになるにつれて、どうしてもまぶたが重くなってくる。
だけど寝たくはないから 僕も必至に抵抗する。
ふっと時計に目をやると もう時間は 2時半になっていた。
時計の針は カチ カチ音をたてて 時間を刻む。
僕は何分くらい その音を聞いていただろうか 時計の針が一秒一秒刻む音と共に まぶたが下がる
もう 意識を保つのが 限界になってきた、その瞬間
車のエンジン音がした
その音で 今まで遠ざかっていた意識が徐々に戻ってくる。
バタンッ 車のドアが閉まる音がした
それから 数秒後。
コツンッ 僕の部屋の窓に何かが当たった。
窓を ボーッと眺めていると さっきと同じように コツンッと また 何かが 当たった。
誰かが 僕の部屋の窓に何かを当てているようだった
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