届くなら

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そして恐る 恐る 窓から下を見下ろすと 両腕を腰に置き 仁王立ちをした女の人がこっちを見上げていた なんなんだあの人… はっきり言って恐怖以外の何物でも無い光景だった。 目を疑う光景だ もちろんあんな人知り合いでもないし、少なくとも僕の記憶では見たことだってない人だ そしてまた、僕が目線を下に向けると 彼女は 大きく口を開き 大きく息を吸い込んで 叫んだ。
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