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「よし、出来た。あとは…」
机いっぱいの美味しそうな料理。
もう十分な気がするんだけど…
「楓、味噌汁作るよ。」
「わざわざ作らなくても、インスタントで買ったやつあるよ?」
そう返したら、ゆっこは私の顔を見て
わざとらしすぎる溜息をついた。
「はあ…。あのね楓、今時小学生でも
味噌汁くらい作れるよ。」
「なっ…!味噌汁くらい私にだって作れますけど。」
「じゃあ作ってよ。」
「分かった!口出さないでよね。」
大人気ないと思いつつも
馬鹿にされたままじゃ嫌だ。
でも…
どうやって作るんだろう。
とりあえず、水に味噌を溶かして温めればいいか。
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