BODILY-出逢い-

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66  意識を取り戻したローエルは、ここが病院だと気付いた。  あとからタミヤに聞いたところ、タトは左目を失っただけで、命に別状はないという。  治療費、入院費は大人達が出してくれたらしい。“あれはやりすぎだった。反省している”と言われた。  まあ分かってくれただけでもありがたい。  大人達は地域と協力して、スラム街に住む人々を助けていくと約束してくれた。その代わり、タミヤの仲間達が彼らを見張ることになった。  それから無事退院後、タミヤと共にその場所から離れた。  人数も多い事で、運べるものも増えた。  次の目的地は、とても差別が激しく、右を見れば、金持ちだらけ。左を見れば、貧困のスラム街という貧富までもが激しい場所だった。    そこで 彼は         苦痛を受ける。    出会った彼女は        辛そうだった。  
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