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ローエルは肉弾戦を効率よくあげる為にボクシングなどで瞬発力等を鍛え出す。
しかし、その反面、銃撃戦の練習は出来ない。銃を持っている訳がないからだ。それにはタミヤも困っている。
夜になると、月が丘に現れ、またあの場所へ行く。
月のライフルが目に入る。
「なあ…それ貸してくれよ」
と言ってみれば、殺されかけた。貸してはくれないらしい。
「俺も銃をものにしたい」
等と、投げやりで言ってみるのも運がいい。
月達が銃を沢山、用意してくれた。
「ありがとう!」
「練習するときは地下でやりなさい。銃声でばれるから」
お姉さん肌のセクシーな女が言う。
胸はダイナミックだ。きっとタミヤが喜ぶに違いない。
ローエルは、朝は肉弾戦を極め、夜は銃撃戦を極めることにした。
あれから、三年の月日が経った。ローエルは14歳。
今は、内戦争が近くで起きている一つのスラムへやってきた。周りには平和な街はない。
月達とは理由を話し、ここへ来た。月も今ではトップのカリスマ歌手になっていた。
しかし、夜の彼女達の姿が今も謎である。何故、あんな所に、ボスとはいったい。
宇宙人か?などと考えては、頭を振り、揉み消した。
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