プロローグ

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「でも…日本か…懐かしい…」 マサトはパソコンで返信を送る。 『報酬が異常です。この報酬はどういった理由からですか?』 すぐに返信が返ってくる。 『大天使の涙は、非常に珍しいものであり、世界に七つしかない。もちろん売買はされていない。加えて今回の任務は非常に危険を伴うからだ』 「なるほど!よし、こんなおいしい話は滅多にない!乗ろうぜ!」 カズマは既に乗り気で、その報酬に胸を躍らせていた。 「目眩がするほどの大金…。これがあればなんでも買えるわよ。それに久々の日本だし」 二人はその依頼に乗り気だったが、マサトだけは疑問を感じていた。 「今までで一番高かった報酬は八百万ドル。人身売買の船を制圧し、解放する事」 「懐かしい!あったなそんなの、あれは本当に大変だった!」 「あの時は本当に死ぬかと思ったわ」
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