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「あれほど危険な任務で八百万、今回はそれの三倍以上。今回の任務にそれほどまで危険が伴うようには見えないけどな」
「考え過ぎだぞマサト。今回は多分クライアントが金持ちなんだよ。じゃなきゃ、そんな宝石一つのために金なんてかけるか?」
「確かにそうなんだが…」
「マサト。久々に日本に帰りたくないの?」
マサトは天井を見上げ、少しだけ考える。
すぐに顔を下げ、そして言った。
「そうだな…それもいい。久しぶりに帰るか…日本に」
そして三人の運命が走り始めた。
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