いつも通りの日常

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俺の名前は富士宮 圭吾。 平凡的な高校生だ。 親は遠くに行く仕事が多く、 中学生の頃から俺が妹である蜜柑の世話をしてきた。 おかげで俺は料理がプロ級に近い腕前だ。 今は妹である蜜柑と一緒に暮らしている。 「お兄ちゃーん。 早く食べようよー!!」 「わかったすぐ行く。」 俺は顔を洗い、歯を磨いた後リビングに向かった。 リビングでは妹が座って待っていた。 「「いただきます。」」 俺は朝ご飯を一口食べる。 ………かなり上手い。 「また腕を上げたな蜜柑。 とっても美味しいよ。」 「本当!? えへへ……練習したかいがあったよ。」 俺の妹の蜜柑はもじもじしながらいった。 蜜柑もかなり料理が上手で、 平日の朝ご飯と昼ご飯は蜜柑が、 晩御飯や休日の時は俺がご飯を作っている。 俺は朝ご飯を食べ終え、制服に着替えた。 「じゃあ行ってくる。」 「行ってらっしゃい!お兄ちゃん!!」 妹に見送られて俺は幸せいっぱいで学校に向かった。    
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