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「……えっと……」
あれから俺はキッチンを目指して歩いていたが、
俺は迷ってしまっていた。
「うーん…飲み物はどこにあるんだ?」
「キッチンにあるんじゃない?」
「いや、
それは分かってるって。
キッチンがどこにあるか分からないんだよ。」
「だったら、
この道を真っ直ぐに行けばいいだけよ?」
「あ、なるほど……あれ?」
……何故誰かの声が聞こえるんだ?
俺が後ろを振り返ると、
バスローブ姿の紅葉さんがいた。
「うわぁ!?
ももも紅葉さん!?///
な、何でそんな格好を!?///」
「あら?
お風呂上がりはこの格好が当たり前でしょ?
それとも、
私のバスローブ姿、興奮しちゃった?」
「そ、そんなわけ……ない…じゃないですか///」
「ふふふ…顔を赤くして反論しても説得力がないわよ?」
「うっ…」
俺が何か言い返そうとしたその時、
紅葉さんが俺に抱きついて来た。
「!?(む、胸の感覚が!!)
あ、あの…紅葉さん?///」
「……私は、
あなたが好きなの。」
「え?」
紅葉さんの告白に顔を上げたその時、
俺の唇に飛鳥の時みたいに柔らかい物が当たった。
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