第十三章 ハッピークリスマス!!

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「ん!?」 突然の事に、 俺は紅葉さんにキスされながら固まった。 「…ん…ぷはっ… 私はあなたが…富士宮君が好きなのよ…///」 「…あの…紅葉さん。 いつから俺の事を……///」 「う~ん…5月にあなたと会った時からかしら? あの時、 富士宮君が言った一言で惚れちゃったの///」 そう言うと紅葉さんは俺に腕を回し、 さらに強く抱きついて来た。 「私はあなたの事が好き…… あなたは…私の事好き?」 「紅葉さん……」 俺は少し考えた後、 紅葉さんを押し戻して離れさせる。 「……もう少しだけ…… もう少しだけ考えさせて下さい。 今はまだ…心の整理が済んでないので…」 「あ、富士宮君!!」 俺は紅葉さんにそう言うと、 キッチンに向かって足早に歩いていった。    
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