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「ん!?」
突然の事に、
俺は紅葉さんにキスされながら固まった。
「…ん…ぷはっ…
私はあなたが…富士宮君が好きなのよ…///」
「…あの…紅葉さん。
いつから俺の事を……///」
「う~ん…5月にあなたと会った時からかしら?
あの時、
富士宮君が言った一言で惚れちゃったの///」
そう言うと紅葉さんは俺に腕を回し、
さらに強く抱きついて来た。
「私はあなたの事が好き……
あなたは…私の事好き?」
「紅葉さん……」
俺は少し考えた後、
紅葉さんを押し戻して離れさせる。
「……もう少しだけ……
もう少しだけ考えさせて下さい。
今はまだ…心の整理が済んでないので…」
「あ、富士宮君!!」
俺は紅葉さんにそう言うと、
キッチンに向かって足早に歩いていった。
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