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富士宮side
クリスマスパーティーの翌日、
俺達は年度末の書類を処理していた。
「はぁ…
まだこんなにあるの~!?」
「まぁ、
元々昨日の内に終わらせる予定の書類でしたんですから、
仕方ないですよ?」
「分かってるわよそんな事!!
はぁ…」
会長がため息をついていた時、
生徒会室の扉が突然開いた。
そこにはイケメンが二人いた。
「ひゃっ!?
ど、どちら様ですか?」
「あぁ?
俺は柚貴の使いだよ。
ったく、
しっかしだらしない会長だな。
柚貴から聞いてた話より最悪だ。」
「な!?
なんですって!?」
「聞こえなかったのか?
噂よりイメージが最悪って言ったんだよ。」
「むかーーー!!
あんたいい加減にしなさいよ!!」
「なんだよやる気か?」
会長と男性が喧嘩を始めようとした時、
紅葉さんと二人組の片割れがが二人にを止めに入った。
「こら未来ちゃん!!
喧嘩は駄目でしょ?」
「だけど……」
「……葵、要件を伝えとけ。」
「……チッ!!」
葵と呼ばれたイケメンは、
一枚の紙を会長に渡した。
「これ、
こいつ…准也の転入届だから。
さっさと承認して校長に渡せ。」
「はぁ!?
あんた何様のつもり!?」
「じゃ、頼んだからな。」
葵は紙を会長に押し付け、
生徒会室を出て行った。
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