第十三章 ハッピークリスマス!!

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「あ、ちょっと!? ………まったく、なんなのよあいつ!!」 会長が怒りながら椅子に座った。 「えっと…葵の事は許してやってくれないか? あいつはいつもあぁなんだ。」 「ふ~ん… で? あんたは今日からここに入る生徒なの?」 「あぁ。 今日から世話になる、 跡部准也だ。 よろしく頼む。」 「…あぁ。 聖也さんの弟さん…でしたっけ?」 「あぁ…まぁな。 それよりそれ、 良かったら手伝うぜ?」 准也さんが、 書類を指差して提案するが、 会長は首を横に振った。 「別にいいわよ。 何が何でも終わらせてやるんだから。」 「さっきの葵の詫びだよ。 今日から俺はここの生徒だし、 人手は少しでも多い方が良いだろ?」 「……分かったわよ。 背に腹は変えられないしね。 じゃあ……」 会長は渋々了解して、 准也さんを加えて、 作業に入った。 「(はぁ…… 今日は長い戦いになりそうだなぁ……)」 書類を片付けながら、 心の中で呟く俺であった。    
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