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家を出て10分。
俺達は桜野神社へ来ていた。
桜野神社にはとにかく人が多かった。
「やっぱり…
親父、だからこの格好は嫌だったんだよ。
めっちゃ見られてるじゃねぇか…」
「はっはっは。
お前の嫁さん達との待ち合わせがここなんだから、
少しは格好つけた方がいいって。」
「だからってこの格好は」
「おーい!!
富士宮~!!」
親父と言い合っていると、
浴衣を着た会長達がやって来た。
「はぁ…はぁ…ごめん、
待った?」
「い、いえ。
俺達も今来たとこですから。
それにしても…浴衣、
似合ってますよ。」
「!!//
そ、そう?
ありがとう…」
「うふふ…
富士宮君の為に選んできたかいがあったわね未来ちゃん。」
「ちょ、ちょっと紅葉!?///
それは言わないでって言ったでしょ!!」
「あー…
会長さん、
もうそろそろ行こうぜ?」
「……(コクッ)」
会長が顔を赤らめて紅葉さんに言って、
それを見かねたように楓さんと玲香さんが会長に促した。
「そ、そうね…
さぁ、
行きましょう!!」
会長が先に神社に入り、、
俺達はそれについて行く形で神社に入った。
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