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俺は暁 昴(アカツキ スバル)
自分で言うのもアレだが…学校では結構有名。
背はちっせぇが、喧嘩させたらピカイチ…ってか背は余計だッ!
顔は…まぁ普通じゃね?
髪は茶色で左耳にピアス…とまぁ、俗に言う不良だ
「あ゛ー…家に帰るの面倒だな…」
俺の家族は母さん、父さん…父さんは単身赴任で小さい時からあんまし家に居ない。
…ま、いても俺が困る。
俺の家族がこれだけだったら俺がどんだけ楽な事か…
「はぁ…家帰りたくねぇ」
そう…
只今絶賛テンション下がり中の暁 昴 高校二年生。
その原因が……
「やぁ昴、お帰り」
ニコニコ笑顔でお出迎えの俺の兄貴…暁 蓮(アカツキ レン)のせいである!
「……」
とりあえず、無視だろ無視
「お茶があるよ?飲めば?」
「…要らねぇ」
俺は一秒でも早く兄貴の側から離れる為、二階に行こうとした…が!!
「…昴」
兄貴が俺の手を引っ張りリビングに無理矢理連れて行く!
「ちょっ!離しやがれ!」
冗談じゃねぇ!
俺は一刻も早く二階に行きたいんだよッ!
そう言おうと口を開きかけた、その時だったー…
「Σんンッ!?」
いきなり兄貴が、き、キスしてきやがった!!
「ン…ふッンん…ッ!」
し、しかも何か舌まで入れてきやがった…ッ!
「ん…ふぁ…んんッ!!」
「ッ…いてぇな…」
俺は訳も分からず、兄貴の舌を噛んでしまった。
「はぁ…ッ…はぁ…ッ…お前が…変な事、するからじゃねぇか…ッ!」
俺は男だッ!!
それなのに兄貴は…
「ごめんなさい、は?」
「ぐッ…」
俺を押し倒して、しかも膝で俺の大事な所をグリグリ押してきやがった…ッ!
「う゛…オレ、は何も…ワリィ事…して、ねぇッ!」
「強情な奴…早く言わねぇと使い物にならなくなるぞ?」
そう言って兄貴は更に強く膝で押してきた…俺の大事な息子を…ッ!
「ッあ゛あぁッ!!…ごめ、なさい…ッ…」
「良い子だ…昴」
やっと、終わる。
そう思っていたのに…
「ちょ!?何してんだッ!?」
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