10人が本棚に入れています
本棚に追加
氷也が部屋から出た後、俺はいつもの服に着替えて、高杉コンツェルの会議室まで向かった。
俺の住む社員寮は高杉コンツェル本社とそう距離は遠くはない。
だからあっさりと本社に到着した。
高杉コンツェル入り、直ぐエレベーターに乗って会議室のある階のボタンを押した。
しっかし何だ…?呼び出しなんて…
上へと上がるエレベーターの中で疑問を考える。
カワナ村での1件でしばらくは休みなはずだ。
まぁ、休みでも会社には来る予定だったから別にいいんだけど…、…千尋が呼び出したって言うのが怖い。
あ。トレーニングルームの壁に穴空けたのがバレたとか?
でも前から壁はボロボロでいつ壊れてもおかしくなかったし…。
いやでも氷也は説教じゃないって言ってたし…。
ん~…わからねぇ。
なんて事を考えていると、エレベーターが目的の階に止まった。
最初のコメントを投稿しよう!