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「!!」 俺は勢い良く体を起こした。 呼吸は荒くて嫌な汗も体中に流れてる。 「夢か……」 そう呟いて右手を顔に当てる。 「何であんな夢見たんだ…」 すると突然寝室のドアが開いた。 「あ、エン。今頃起きて…ってどうしたんだい? 汗がスゴイよ」 そう言ったのは俺と同じ部屋に住んでいる刃入 氷也(ハニュウ・ヒョウヤ) 水色の髪と目でデカイ猫の耳が付いたローブを身にまとっている。 同い年なのに小学生並の身長で女みたいな顔。 でもスッゴく強い魔導師だ。
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