ツナワタリ。

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ツナワタリ。

寝苦しい夜に シーツを握りしめ時が過ぎるのをジッと待ってた真夜中 秒針は止まってはくれない かと言って 戻ってもくれない 分かっているから泣きたくなった 口唇を噛んで ジッと待ってた 唾液が逆流しそうだ 喉もカラカラ 一体何から逃れたいのか?分からなくなり… 綱渡りのような現実は必ず明日をも連れてくるから 朝陽が昇り始めたら目を閉じよう 。
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