始まり

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~二週間前~ この日、特に何の用事もなく家族全員そろってリビングでくつろいでいた 約一名を除いて… 桃「あれ?お母さん、由梨華は?」 母「そういえば居ないわn「やった~❗❗」」   バタンッ‼ いきなり聞こえた声と共に扉が勢いよく開き、入ってきた者が 兄「なんだよ、うるせーな。」 父「由梨華、扉は静かに閉めなさい。壊れてしまうから。」 母「あら、半分外れかけているわ。」 母の言葉の通り、リビングの扉は蝶番(チョウツガイ)が一つ外れていた 兄「馬鹿力(ボソッ)。」 由「お兄ちゃんだけには言われたくない!!」 兄の言葉に噛みつくように反応する由梨華 そして私がなだめるのがもう日常になっている 桃「はいはい。で、どうしたの?いきなり大声出したりして。」 由「あ、そうだった。あのね… 受かったの。」 家族「「……何に?」」 由「 オーディション😃」 家族「…… えーっ!?」 由梨華の突然の爆弾発言に家族全員が驚いたのだった 桃「由梨華、いつの間にそんなの申し込んでたの?」 由「一カ月前😃ちょうど雑誌見てたらあったから試しに申し込んでみたの。」 桃「それで受かったと…」 由「うん。」 桃「いつ受けに行ったの…」 由「一週間前😃」 桃「(そういえば一週間前に東京に行ってたような💧)」 父「受かってしまったのは仕方ないが。」 母「本当ならみんなに相談してからしなくちゃいけないのよ。」 由「はーい。」 兄「ま、とりあえず…」 家族「合格おめでとう。」 由「ありがとう😃」
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