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恋い焦がれる。
貴方の、
生命(イノチ)の光溢れるその瞳に。
無限に拡がる光に
陰りは在るのだろうか?
綻(ホコロビ)びは、在るのだろうか?
生命(イノチ)、それは
絶え間なく生まれ
亡んで逝くもの。
代わりは無く、一度限り。
あぁ…だから。
貴方の瞳は己すらも映せなくなってしまったのだろうか?
いや、
きっと。
映さなくなったのだ…
一度限りの人生(ユメ)を
必死に、
脳裏に焼き付けようとしていた。
生きた証を
忘れたくなかったから。
失いたくなかったから。
使いすぎた眼は視力を失い、役目を果たせなくなる。
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