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俺は男。
君は男。
いや、正確には。
君も男。
赦されない恋。
結ばれることの無い想い。
君に伝えたい。
たった一言で良いから。
『 好きだから、愛してる。 』
この腕で、抱き締めたい。
その眼差しで、見つめられたい。
あぁ…俺と君より他の人間が
全て滅んでしまえば良いのに。
堂々と自由に生きるには、
狭すぎて、冷たすぎる現実。
世界は分類され、
唐突に運命を突き付けられる。
出来ることなら、
残りの人生を共に過したかった。
出来ることなら、
己を包み隠さずに
生きたかった。
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