執事からマドンナを守れ

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リフル「ルイーシャ!ここからどう行けば出口に行くの?」 ルイーシャ「この先の階段を一階まで降りて、右に30メートル行って、左に曲がって50メートル行くとあるわ!」 リエラ「長っ!」 リフル「よし、じゃあ早く行こう!!」 アックス「そうはさせない!」 リフル「えっ…どわぁ!!」 リエラ「キャッ!!フォークが飛んできた!」 アックス「そこまでだ!お前たち!」 リフル「うわぁ…もう追っ手が来たのか…」 ルイーシャ「確か…アックスとかいう……」 アックス「そうだ。俺はアックス・カーソンだ。」 リフル「いや、そこまで聞いてないし…。」 アックス「うるさい!」 ルーミラ「逆ギレした…」 アックス「ルイーシャ様、こんな連中などと一緒にいないで、ウィベロ様のところへお戻り下さい!」 ルイーシャ「お断りしますわ。私はあんな人タイプじゃないもの。」 リエラ「ってそういう問題!?一理ある気がするけど…!」 アックス「そうですか…ならば、力ずくで連れ戻すのみ!!」 リフル「またフォークを出してきた!」 ルーミラ「また飛んでくるよ!」 リエラ「リフル…先に行って…」 リフル「え…リエラ?」 リエラ「私があいつらを食い止めるから早くルイーシャさんを!」 リフル「リエラ…」 ルーミラ「リフルお兄ちゃん!ここはお姉ちゃんにまかせようよ!リエラお姉ちゃんなら大丈夫だよ!!」 リフル「でも…」 リエラ「早く行きなさい!あんたがルイーシャさんを守らなきゃ、誰が守るのよ!!」 リフル「…わかった!まかせた!リエラ」
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