あつい事情*舞ちゃんの場合

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「わっ。」 いきなりの冷たい感覚に目が覚めた。 あ…。 「せんせー…。」 スポーツドリンクを持った先生が机の横に立っていた。 「『せんせー』じゃないだろ。何寝てんだよ。」 「だって…。」 私の大好きな少年みたいな笑顔。 「やるよ。」 「ありがとうございます。」 冷えた水分が身体に行き渡る感じが気持ちいい。
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