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風が走り去ったあと水は溜め息を吐きながら頭を抱えていた。
土方は不思議に思い水に聞いてきた。
土方「なぁ。風は何で雪が嫌い何だ?」
沖田も「何故でしょう?」と頭を捻っていた。
水は言いずらそうにしていたが、真っ直ぐ土方と沖田を見ると。
水「…………雪姉は千姉に、似ているんですよ……」
それを聞き土方は「千姉だぁ?」と聞き返していた。
水「はい。千姉は義姉上です」
沖田「その義姉上が何故?」
水は悲しそうに瞳を閉じ、口を開いた。
水「千姉は兄上の嫁なんですよ。昔、千姉とはいろいろありまして・・・。」
それを聞いた土方と沖田は気まずそうに重々しく口を開いた。
土方「すまねぇ」
沖田「そうだったんですね……………」
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