壬生浪士組屯所と双子

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三人がなんとも言えない気分で居ると 突然後ろから殺気が発せられた。 三人はギギギと首を向け殺気の元を確認すると そこには青筋を浮かべ手元に愛用の竹刀【竹の子】を持った風が、口元を引くつらせながら冷たい瞳で三人を睨み付けていた。 その様子を見て三人揃って心のなかで (((いつの間に背後に居たんだ!?))) と突然の登場に驚いていた。 風の殺気に怯んでいると、土方が神妙な顔で 土方「風………………。」 静まり返った中で土方が言葉を発した。 沖田と水はゴクリと生唾を飲み、土方を見た。
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