∽第6章∽

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そうリュウガに宣言すると リュウガはなぜか 優しい笑顔をあたしに向けた 腕を掴んでいた手を離し その手をあたしに差し出してくる 「よろしくな総長」 あたしはその手にゆっくり自分の手を重ね握手をした その手に一瞬リュウガが視線を向けた その一瞬の後 繋がっていた手がギュッと握られて 強い力で引き寄せられ 次の瞬間に見た光景は リュウガの胸が視界いっぱいに広がっていた
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