∽第1章∽

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「ここだ」 サクヤは騒がしい教室の前で立ち止まった あたしもつられて立ち止まる 2年3組 ここがあたしのクラス… 「言っとくけど」 サクヤは教室の扉に手をかけたまま肩越しにあたしを見た 「俺達は今でもお前のこと……仲間だと思ってるからな」 そう言ってフッと微笑んだ 呼んだら入って来いよ と言ってサクヤは扉を開けて騒がしい教室に入っていった
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