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「…あたしは…レンのことは好き
だけど…それはみんなへの好きと同じで…
レンのこと…仲間とか友達とは思ってるけど…それ以上には見れない」
一言一言噛み締めるようにレンに伝える
もっと上手く伝えられたらいいのに…
「…ごめん、上手く言えないけど…それがあたしの気持ち」
そう言い切ると
数秒後に目の前から深く息を吐き出すのが聞こえた
「ありがとな…ちゃんと伝えに来てくれて」
そしてポンッとあたしの頭に優しい手の温もりが触れた
「でもまだ諦めきれねぇからしばらくは好きでいること許してほしい…たぶんアイツに喧嘩吹っ掛けるかもしれねぇけど」
そう言ってレンはクッと短く笑うと
スッキリしたようにあたしへ視線を向けた
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