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∽第22章∽
あの日から3日目の夕方
あたしの携帯にレンから着信が入った
レンの着信を受けた時
思わず携帯を握る手に力が入りすぎて
壊しそうになってしまった
なんとかハルが壊れないように宥めてくれたけど・・・
「出ろよ」
ハルが促す
「・・・うん」
レンの名前が表示されているところに再度目をやり、深呼吸してから着信ボタンを押した
「もしもし、レン?」
「・・・スズ、見つかった」
「うん、どこ」
「それが・・・」
その後に続く場所の言葉を聞いて
思わず携帯を投げたくなった
だって、その場所は・・・・・・・・・
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