1676人が本棚に入れています
本棚に追加
話終えるとみんな解散し、幹部やあたし達もそれぞれの自宅に向かった
あたしは、いつもの如く送ってくれるというメンバーの申し出を受け入れようとしたけど
「・・・いい、俺が送る」
車に乗ろうとしたあたしの腕を横から掴み、リュウガはあたしを引っ張っていく
「ご、ごめんなさい!また明日!」
あたしは慌てて振り返って車のドアを開けてくれるメンバーに言ってリュウガへ視線を向けた
「リュウガ!いきなり過ぎるっ!」
「・・・いいだろ別に」
「・・・もう」
「・・・俺の家行くぞ」
「え」
「お前を抱きてえ」
「・・・な、何言って」
隠すことなく、遠回しな言い方をせず
まっすぐとあたしに言った
「抱かせろ」
「え、なんで」
「スズを愛したいと思った」
「・・・」
「今」
「・・・」
「どうしてもだ」
「・・・」
「この気持ちに責任とれ」
「・・・」
「思いっきり抱いてやる」
・・・あたし、絶対今、顔真っ赤・・・
最初のコメントを投稿しよう!