∽第23章∽

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話終えるとみんな解散し、幹部やあたし達もそれぞれの自宅に向かった あたしは、いつもの如く送ってくれるというメンバーの申し出を受け入れようとしたけど 「・・・いい、俺が送る」 車に乗ろうとしたあたしの腕を横から掴み、リュウガはあたしを引っ張っていく 「ご、ごめんなさい!また明日!」 あたしは慌てて振り返って車のドアを開けてくれるメンバーに言ってリュウガへ視線を向けた 「リュウガ!いきなり過ぎるっ!」 「・・・いいだろ別に」 「・・・もう」 「・・・俺の家行くぞ」 「え」 「お前を抱きてえ」 「・・・な、何言って」 隠すことなく、遠回しな言い方をせず まっすぐとあたしに言った 「抱かせろ」 「え、なんで」 「スズを愛したいと思った」 「・・・」 「今」 「・・・」 「どうしてもだ」 「・・・」 「この気持ちに責任とれ」 「・・・」 「思いっきり抱いてやる」 ・・・あたし、絶対今、顔真っ赤・・・
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