∽第23章∽

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ふと、目を覚ました 今、何時? 「・・・っ」 起き上がろうとすると、下腹部に違和感があり力が入れられない 身動きしようとしても、あたしの上に温かい温もりがあるから動けない その温もりの主に視線を向けると、その主、リュウガは規則正しい息遣いで寝息を立てていた リュウガの頬にそっと手で触れる 「リュウガ、あたしも愛してる」 小声でそう言って、リュウガを起こさないようにモゾモゾと動き彼の胸に顔を埋める そうすると、リュウガは寝ているのにあたしの上にあった腕であたしを抱きしめた
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